プロフィールや自己紹介ブログに書いている通り、私は最近まで「うつ状態」で3ヵ月ほど休職していた時期があります。
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【自己紹介】ブログを始めたきっかけと本ブログの方針について
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休養する間に様々な本を読み、自分なりにその状態を客観視しながら改善に向けて試行錯誤して、ようやく復職しています。
そんな中で参考になった本をぜひご紹介したいです!どんな方にも当てはまる内容なので、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
※せっかくなので心に残ったフレーズBEST 3とともにご紹介します
この記事でわかること
本の紹介
今回オススメの本は、2021年3月16日発売の『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』です。
■タイトル
精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法
■著者
樺沢紫苑
https://twitter.com/kabasawa?s=20
■出版社
飛鳥新社
■ポイント
「幸福とは何か?」という問いに、脳内に分泌される幸福物質という観点から答えていく一冊。下記の3つの分類で説明していく展開がわかりやすいです。
優先順位① セロトニン的幸福 ― 心と体の健康
優先順位② オキシトシン的幸福 ― つながりと愛
優先順位③ ドーパミン的幸福 ― 成功とお金 ※中毒性あり要注意※
「幸福」や「健康」、「マインドフルネス」といったテーマで数冊読んでみましたが、当時の自分を振り返って最もしっくり来たうちの一冊でした。
心に残ったフレーズ 第3位
※2021年3月16日 飛鳥新社出版 樺沢紫苑 『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』27Pより引用
思いっきり当てはまっていた私にとって、ガツンッ!と来たフレーズでした。
成果報酬型の給与設計である現職で無我夢中で働いていた私は「とにかく成果出してお金稼げば何とかなる!」と、いわゆる「ドーパミン的幸福」を最優先にしていました。
食生活にも無頓着で運動もせず(セロトニン的幸福の欠如)、忙しさにかまけて家族と過ごす時間も少なくなっていました(オキシトシン的幸福の欠如)。
一定の成果を出して2020年末を終えたとたん、ドッと疲れが出て眠れなくなり、動機と息切れで休職を余儀なくされました。
その当時を振り返り、前半に出てきたこのフレーズと出会って、本書をより読み進めました。
心に残ったフレーズ 第2位
※2021年3月16日 飛鳥新社出版 樺沢紫苑 『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』74Pより引用
結果ばかりを漠然と追い求め、目の前の現実をないがしろにしていた私は、どんなに成果が出ようとも喜びよりも将来への漠然とした焦りばかりを感じていました。
「これだけ稼いだ先にはきっと、より大きな幸せがある」「実力がつけばFIREできて、いつか自由にやりたいことができる」という思いを持っている方も多いのではないでしょうか?
その思いを原動力にしていくこと自体は悪いことではないですが、私は「いつかの幸せ」という途方もない目標ばかりに囚われて、自分の身体やメンタルの不調にも気付かず、家族とも向き合うこともしませんでした。
振り返ると、「いまここに幸福はある」のに、なぜか目をつむって身体と心がズタズタになるまで息継ぎなしで走っていたのかもしれません。
休職している間に学んで振り返ることで、気付くことができて今は本当に良かったと思っています!
心に残ったフレーズ 第1位
※2021年3月16日 飛鳥新社出版 樺沢紫苑 『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』76Pより引用
もっと欲しい!という「ドーパミン的幸福」の中毒性は恐ろしいものです。さらには、その幸福を得ても高い満足度はそう続かないというのも恐ろしい。
改めて健康面や食事を見直し、家族と過ごす時間やコミュニケーションも増えてきたことで、「運動した後は気持ちいいー」「ご飯をゆっくり食べてお腹いっぱいになるの幸せー」「娘の笑顔が可愛いくてほっこりする」「家族でするこのくだらない会話が良いんだよなー」と感じるシーンが増えました。
驚くことに、これらは何度経験しても幸福感を持てるんです!
しかも、なんだかいつも新鮮なようで、でもどこか懐かしいような幸福感…。こんな近くに当たり前に、いつでも感じられる幸福感があったのは本当に今回の発見でした。
いかがでしたか?
今回ご紹介させていただいた一冊は、本当は目の前にあった幸福感に気付かせてくれます。そして、実践するための指南まで載っているのですぐに試すことができます。
ぜひ気になる方はご一読を!
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