前回の本紹介に続いて、第三弾!
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【本の紹介】樺沢紫苑 著『3つの幸福』 / うつ状態に利いたオススメ本①
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【本の紹介】鈴木祐 著『最高の体調』 / うつ状態に利いたオススメ本②
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私がうつ状態から立ち直っていくにあたり参考になった本をご紹介します!どんな方にも当てはまる内容なのでよければぜひ手に取ってほしい一冊です。
※毎度のごとく心に残ったフレーズBEST 3とともにご紹介します
この記事でわかること
本の紹介
今回オススメの本は、2020年8月21日発売の『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』です。
■タイトル
自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス
■著者
メンタリストDaiGo
https://twitter.com/yuchrszk
■出版社
PHP研究所
■ポイント
”「幸せになるため」に生きているはずなのに、不安やストレスばかりでどうして幸せを感じられないのだろうか”という、現代人の多くが苛まれている状態に対して、心理学の観点からとてもわかりやすく解決策を提案してくれる一冊。
テレビでもYouTubeでも観たことがある方は多いでしょう、そして書店に行けば多くの書籍も出版しているDaiGoさん自身の挫折についても記され、とても親近感をもって取り入れていける内容です。私自身もうつ状態だった際にこの本に出会い、とても救われました。
心に残ったフレーズ 第3位
※2020年8月21日 PHP研究所出版 メンタリストDaiGo 『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』18Pより引用
「反芻思考」という言葉に当時の私は電気が走りました!まさにその状態に悩まされていたからです。
当時の私は、どうでもいい考え事が頭から離れなくて繰り返す感じ。考えたくもないのに止まらないし、寝付けない。
その状態を解説してくれているこの本に出会い、客観的に自分自身を見ることができるようになりました。
そうすることで、多少は安心感が湧いてきて自分でいられる気がしましたが、完全には反芻思考をやめられずどうすればいいのか悩みました。
心に残ったフレーズ 第2位
※2020年8月21日 PHP研究所出版 メンタリストDaiGo 『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』51Pより引用
急を要しないけれども暇さえあればスマフォを手に取り、SNSを見てしまったり、YouTubeを観たり、ゲームをしてしまったりすることありますよね?
私たち現代人はスマートフォンという大きな文明の利器を手に入れた代償に「マルチタスク」を強いられるようになっています。裏を返すと、「一つの作業に集中する」ことができなくなってきているのです。
これこそが私たちに「不安」や「焦り」を増幅させてしまっているのです。
だからこそ、散歩する、運動する、本を読む、映画を観る、瞑想をするなど、「一つの作業に集中する時間を作る」ことを意識的にやり、習慣化していく必要がある、とDaiGoさんは主張しています。
そこで私は、運動(ジムで泳ぐ)、読書(湯船で本を読む)、映画を観に行くということを自分の生活に組み込んでみることにしてみました。
すると、体も健康になり、反芻思考もほとんどなくなり、よく眠れるようになりました。効果てきめんです!!!
心に残ったフレーズ 第1位
※2020年8月21日 PHP研究所出版 メンタリストDaiGo 『自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス』128Pより引用
私たちは幸せになりたいのですから、目の前に出現した幸せをすんなりと感じてずっと浸ることができたらどんなに良いことでしょう。それなのに、なんと残念な心理的プログラムでしょうか…。
人間は「いま幸せで、このままずっとやっていける」となると、油断してその後の注意も努力もしなくなり生き残れなくなる危険があるため、このような心理的プログラムがあるのではないかとされているんだそうです。言われてみればわからんでもないですが…。
DaiGoさん曰く、さらに分解すると下記3つの残念な効果がかかわっているそうです。
- 楽観バイアス ― 「いまより未来のほうがいいと思う」効果
- ポリアンナ効果 ― たとえ嫌な過去だったとしても美化される効果
- 快楽の踏み車効果 ― 「いいことがあってもすぐに慣れてしまい、もっといいことが起こるのではないか」と思ってしまう効果
つまり、「根拠もないのに未来はいまよりよくなると考えて期待し、過去はやたらと美化し、幸せにはすぐ慣れてしまう」ということです。私たちの心理的プログラムによって、私たちが懇願する幸せは近くてこんなにも遠いってことみたいです。
だからこそ、「いまこの瞬間」に集中して没頭する。快楽の踏み車に巻き込まれる前に、目の前の幸せを記録しておく。
そして、未来は楽観バイアスに振り回されないように、ちょうどよい未来計画を立てて、やりがいをもって取り組んでいく。
これらの部分は『3つの幸福』含めた、メンタル改善の著書とも多く共通する部分ですね。
いかがでしたか?
読みやすく、わかりやすい構成で弱っている当時の私でも読めて実践に移せた一冊でした。
漠然とした不安や焦りで滅入ってしまいそうな方は特に、一日でも早く手に取っていただければと思います。
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